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釣り人は気長?
釣りはひたすらじっと魚がかかるのを待っている「気の長い趣味だね」「短気には無理だわ」釣りを趣味にしているとよくこんなことを言われる。
まあ、待てと言われれば待てるしじっとしてもいられる。
でも、たぶん本当に釣りを長くしている人は、おそらく短気だ
といっても、怒りっぽいとか飽きっぽいとかそんなことではない
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釣り人の頭の中
はたから見たら釣り竿もって、水の中に糸垂らしているだけかもしれないけど
実際の頭の中はこうである。
・狙っている魚のいる深さは?
・この時期はどこに魚はいる?
・重りの重さは違和感ない?
・隣の人の邪魔になっていない?
・水の流れの変わっている場所はない?
・この仕掛けは適切?
・餌はどれがいい?
・満潮、干潮はいつ?
・エサ取りに取られないようにするには?
・あそこのねーちゃんかわいいな
などなど。実にいろんなことを考えている。
常に釣れる方法を考えていて、それに合わせて仕掛けを変えて、実にせわしない
そして、レパートリーを増やすために多くの出費もかさむのだ。
さらに、釣る魚によっても釣り方、道具も変わってくるのだ
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そうだ!クロダイを釣ろう!
休みの日は良く釣りに出かけている。
朝から釣りに行って、昼に帰ってきて釣れた魚を自分でさばいて、それを酒のつまみにして飲むのが大好きなのです。
よくやっていたのは堤防でのサビキ釣り。海老の細かいのを撒いて、海老に見立てたたくさんの針がついた糸を垂らすのだ。うまくいけばアジやイワシが入れ食いになる。
何か釣れるって楽しいな!そんなことを思っていたがそれとは違い堤防を歩き回る少数の男たち、釣れているときにものすごく曲がっている。
取り込まれたのは50近くあるクロダイであった。そしてその他にも石鯛の子供シマダイをいっぱい釣っている人も、
そんな釣りに魅力を感じた。これが「ヘチ釣り」との出会いだった。
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ヘチ釣り?
いろんな釣りあれどヘチ釣りはあまりしている人は多くないだろう
ヘチとは簡単に言うとふちですかね?堤防とかの周りのぎりぎりを指します。
海のほうに仕掛けを投げたりするのではなく、足元の堤防の壁ぎりぎりに仕掛けを落とすのです。
ただ落とすのではなく、壁から並みでさらわれてしまったカニや貝をイメージするようにゆっくりと繊細にかつヘチぎりぎりに落とす釣りです。
簡単そうに見えて波があったり、潮の流れがあったりこれが一筋縄に行かないものです。
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実際にやってみる
何を使えばいいかわからなかったので、釣り具のタックルベリーで500円の中古竿を買い、見よう見まねで狙ってみる。。。。
仕掛けが落ちない、よくわからない
釣り場のおっちゃんに聞いてみる。
5万の竿をすすめられる。
リールも数万のすすめられる。
挙句の果てにたも網総額で10万近いのすすめられる。
そんなの、そんなの私は無理なのだ。
そんな話を聞きながら悶々と釣りをしていると、ググっと強い引き!
何が何だかわからないが、必死にやり取り
そして釣れたのがこいつである。
釣れた時は手も足もがくがく、今までにない釣りの体験をした瞬間であった。
一応教えてくれたおっちゃんにお茶を差し入れした。
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高いものは良い?
おそらく専用ので高級なもののほうが性能はいいだろう
毎日いるような人は良いものを買ったほうがいいかもしれないが、
たまにしかいけない私にはほどほどのもので十分そうだ
何より20万円の装備で釣った時価1000円のクロダイより
500円で釣った時価1000円のクロダイのほうが圧倒的にお得
多少雑に扱っても平気な点を考えれば、壁にがつがつ当たる可能性が高いし、傷ついても心が傷つかない分お得である。
クロダイにはまった男が次にすること
ここで考えるのは、手軽に、効率的に低コストでハイパフォーマンスの方法を考えることである。
実際に安いもので工夫することで少しずつ釣果が増えてきています。
釣り人として短気な私が、いかに釣るために、気負わずに手軽に良いものを作れるように、その過程を今後も書いていきたいと思います。
- おまけ
うちの猫はすぐ釣れるのにな。。。
コメント
猫釣れましたね(*´ω`)
id:asakoooyama-asako
コメントありがとうございます!
細長いものならなんでも好きなので、すぐ釣れてしまいます。
たまに凶暴なのも可愛いんです!