【ガンプラ】1/144のスジボリで使うスジ彫りカーバイトレビュー【ファンテック斬技】

ファンテック 斬技シリーズ スジ彫りカーバイト プラモデル

ファンテック斬技スジ彫りカーバイトを試してみた

今回はガンプラの溝を彫りなおすスジボリで使用したスジ彫りカーバイトを紹介します。

スジ彫りカーバイトを購入した理由

プラモデルの墨入れをしたり、ディテールを追加するためにスジボリをする人も多いかと思います。私は今回筆塗り全塗装をしようと思いプラモデルを組んでいましたが、筆塗りだと塗装が熱くなりやすくモールドが潰れてしまいそうだったので、購入を検討しました。

その中で、多くのモデラーが愛用しているBMCタガネも検討しましたが、高い、そして太さが分からないため、土日の趣味程度でやっている私には手が出ない代物でした。

そこで、色々ネットサーフィンをしていると出てきたもので、ファンテック株式会社の斬技シリーズスジ彫りカーバイトが良さそうだったのでレビューします。

スジ彫りカーバイトとは

スジ彫り専用に開発されたツールで刃は0.1mm~1.5mmまで12種類の歯が用意されています。超硬合金(タングステンカーバイト)でできており、彫る深さが変わってもスジボリの太さが変わらないのが特徴です。各太さごとにラベルがついているので使用したい太さがすぐわかるのも便利です。

ただし、スジ彫りカーバイトは刃しかついていないため、持ち手は別途購入が必要です。でもBMCでそろえるよりもはるかに安いです。

1/144で使用したスジボリカーバイト

最初に0.2mmを購入しましたが、大きさが合わずに使用できなかったディティールがあったので0.1mmと0.15mmを追加購入しました。

今回はRG1/144 MS-06Sシャア専用ザクの作成で使用してみました。

①一番使い勝手の良かった0.15mm

このキットは細いディテールと細いディテールがありますが、多くは0.15mmのスジボリカーバイトで彫りました。写真のようなところにはジャストです。0.2mmでも彫れないことはないですが、一筋目ではまりが悪く外れてしまうことが多かったです。溝の彫り直しでは一番重宝しました。

②細かいディテールに0.1mm

1/144のモデルには浅くて細いディテールが多くみられます。上の写真のようなところでは0.15mmでも彫るのが難しいところが多く0.15mmの次に0.1mmは使いました。細かいディテール部分はヤスリや塗装で埋まってしまうことが多いので今回は特に彫りたいと思っていた部分でした。このくらいの細さでも0.1mmであれば駒カウ彫ることが可能でした

③メリハリを付けたいのであれば0.2mm

画像は出しませんが、0.2mmは今回はあまり使用しませんでした。ただし、ザクのシールド部分で追加で彫りたい部分があったので、情報量が少なく平面のところで彫るにはとても存在感があってよいと感じます。寂しいところにしっかり彫るなら0.2mmといったところでしょうか。

1/144のスジ彫りで必要なもの(優先度順)

作るキット、技術によって変わってくると思いますが、今回買ってみて必要だ!と思った順に並べてみました。

①スジ彫りカーバイト0.15mm SB-015

一番使用頻度が高く、一番細い溝でも一本線であれば彫ることが出来るので、一番汎用性がありました。

②斬技用 ラインチゼル

スジ彫りカーバイトは持ちでがないので持ち手を購入したほうが良いです。付け替えるのは面倒ですが、一本あれば対応可能です。対応サイズか注意が必要です。

③スジボリ用ガイドテープ

オリジナルのディテールを追加する場合や彫りにくい場所ではみ出さないように注意したい場合に使用します。初心者の私はガイドテープがとても安心してできるツールでした。

④耐震マット・耐震ジェル

ダイソーの物を使用していますが、わかりにくいので下に参考にアマゾンで売っているもののリンクを貼っておきます。彫るときにパーツがずれたり持ちにくかったりしますが、耐震マットに張り付けて彫るとずれが少なくとても快適でした。

⑤ スジ彫りカーバイト0.1mm  SB-01

細い溝を掘りなおすのにとても快適でした。2番目に買うのであれば私はこれがおすすめです。マイナスモールドも少し彫りなおすことが出来ます。

⑥ スジ彫りカーバイト0.2mm SB-02

ハッキリとした溝を掘るには良いです。特に情報量が少ない平坦な場所は目立ちます。

スジ彫りカーバイトのメリット

まだ買って時間はたっていませんが、1本の値段がリーズナブル、BMCタガネほど品切れにもならないため手に入れやすいです。また失敗して刃が折れてしまった場合には刃先だけ追加購入すればよいので経済的な気がします。

今後1/100のガンプラにも使用してまたレビューをしていきたいと思います。

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