嫁はグルテンを嫌っている。ただ、私は、ラーメンも毎週食べたいし、パンも食べたいし、パスタも食べたいし、小麦粉は何でも好きなのだ。
ただ、小麦に含まれるグルテンは、小麦アレルギーやセリアック病の原因となるタンパク質。腸に炎症を起こし、栄養吸収を妨げることや、消化不良や肌トラブルにつながるらしいと、嫁には毛嫌いされる。
先日、カレーを作ったときにどうせならと、余っていた小麦粉を使ってナンを作ったのが、カレーと難を食べながらいかに小麦が悪なのかを熱弁されるというとても頭の痛い事態となった。
そこで、色々調べ米粉ならばこの嫁に抗うことが出来るのではないかと色々作ってみたのだが、
今のところ喜んでくれているので、備忘録、そして同じような境遇で悩んでいる一部の旦那様に向けて、簡単な米粉パンの作成方法をここに記していきたいと思う。
材料 | 分量 |
---|---|
☆米粉 | 250g |
☆砂糖 | 10g |
☆塩 | 2g |
☆ドライイースト | 3g |
油(米油,太白胡麻油) | 15g |
水 | 250cc |
サイリウム | 8g |
有機ドライフルーツ | 45g |
小麦粉の代わりになる米粉はいろいろなものがあるが、スーパーの物やインターネットの物をためしたが、パン用に作成されたミズホチカラを使用するのが、良さそうだった。
他の米粉も試しているが、水への溶けやすさやパンの仕上がりはこの米粉がとても良い仕上がりだった。
作り方はとても簡単で、☆の材料を全てボールに入れ、先に粉通しが良く混ざるようにヘラでかき混ぜる。
全体的に混ざったら、水250ccを一気に流しいれて粉っぽさがなくなるまでよく混ぜる。
最初は少し粘りがあるが、だんだんトロトロになる。粉っぽさがなくなるまでよく混ぜる。
粉っぽさがなくなったら、米油や太白胡麻油などを入れて生地を滑らかにしていく。油を入れたら分離しないように一生懸命混ぜる。大体2~3分くらいしっかりと混ざるようにしてもらいたい。
油を入れたら分離しないように一生懸命混ぜる。大体2~3分くらいしっかりと混ざるようにしてもらいたい。
しっかり混ざり合ったら、ラップをして15分から20分くらい放置して米粉記事を寝かせる。注意してほしいのここで寝かせすぎると、生地はかなり増えるが、焼いたときに上手く膨らまなかったり、潰れてしまうのであまり長い時間放置しない方が良い。
私は、膨らんだ方がおいしいだろうと思って、1時間ほど放置したらしわしわのパンが出来上がった。
15分経ったら、軽く混ぜ合わせサイリウムを加える。
サイリウムを加えたらどんどん固まってきてしまい、ボールの周りにもくっついて固まってしまうので手早くかき混ぜて塊になるまでノンストップでかき混ぜ続けてほしい。
ダマになって心配だと思うが、手早く混ぜ続けているとだんだん固まってくる。
この時、大きな固めのスプーンで練る楽だ。前にシリコーン製のスパチュラを使って練っていたら根本から折れて、こっぴどく怒られたことがあるので、それくらい危険性があるものと認識してもらいたい。
上記の写真くらいでまとまればOK、小麦粉のパンよりも粘り気あり
ボールについて取れないものは乾いて固まってきてしまうので、無視してしまおう。
このまま分けて焼いても良いが、今回はOKストアに売っていた有機ドライフルーツミックスを加えて作成する。
ここも、有機というのがポイントだ。ここで有機やオーガニックではない農薬をガンガン使われているものや、添加物がガンガン入っているものを見られようものなら、また嫌な顔をされてしまう可能性がある。
これを、生地に入れて練りこんでいく。
ベリー系が多いので、レーズンパンのようになってとても味がでて美味しい。
しっかり米粉生地にレーズンが練りこめたらこれをパンの形に形成していく。
今回のパンは大体100gちょっとの重さで分けてもいいが、キッチリと測っても変わらないので大体6等分になるように、米粉の生地を切っていく。
どうだろう、明らかに生地の大きさがすべて違う。センスを悔やむが修正するのは面倒くさいのでこのままいつも進んでしまう。
この生地をおパンの形になるように、手でひとつづつ丸めて焼いていくのだが、丸めていく前にオーブンのトレーにクッキングシートを敷いておくと良い。丸めた生地をそのまま置くことができる。
ただ、この米粉パンの生地はかなり粘り気があり手についてしまうので、手に分量外の油をつけてひとつづつ丸めていく必要がある。
よく手に馴染ませて、米粉を丸めてかわいい丸い形に仕上げていく。
この後、生地を寝かせるときに少し膨らむので、少し隙間を空けておくのがコツだ
生地を全て置くことが出来たら、ラップを上にかけて発酵させていく。オーブンに発酵の機能があれば35度で15分ほど発酵をすると良い。
ここでも、膨らむの面白すぎて1時間ほど膨らませたらとても大きくなったが、完成したものはシワシワで残念だったことがあるので、15分程度で良い。
15分経ったら、一度オーブンから取り出す。きっと少し大きくなって愛らしい気持ちになるはずだ。
オーブンを190℃に設定し予熱して、温まるのを待つ。
この間に、丸めた生地に油をまんべんなく塗り直して、乾燥するのを防ぐようにする。
オーブンの予熱が完了したら190℃で20分焼成していく。私の家のオーブンは2段だが、上下のメリットは分からないがいつも下で焼いている。
出来上がりは、こちらだ、少しパンにしては白っぽいが上手に焼けたと思う。
このパンについては、水分があると溶けだしてきてしまうので、水分が回らないように、お皿の下にキッチンペーパーを引いたり、ラップをする場合は、キッチンペーパーを置いた上にラップをかけるのがおススメだ。
慣れてくると大体1時間ほどでパンが完成できるのでオススメ、馴染ませる時間、発酵させる時間、焼く時間で15分から20分の時間が3回あり、実際に作業する時間は10分ほどなので、慣れると意外と手間はかからず、そして待っている時間で洗い物や家事もできるので、とてもタイパが良いパンでもある。
忙しい中、グルテンフリーのパンを作ってみたい方は是非参考にしてもらえると幸いだ。
ここまで、見てくれた方のために時短ができるように作り方と材料を1枚の画像にまとめたものを作成したので、是非参考にしてもらえると嬉しい。
今回使用したもの(Amazonアソシエイト)
有機ドライフルーツミックス⇒OKストア
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